このほど、自治医科大学の学友会サークル「ピアサークルJ☆STARS PEER」（顧問：髙村寿子同大名誉教授、部長：同大看護学部4年 中沢花連氏）が、一般社団法人日本善行会（会長：勝野堅介、昭和12年設立）2022年度春季善行表彰を受賞した。
日本善行会は、善行の表彰並びに善行精神の普及と実践を通じて明るく住みよい社会環境づくりに努め、もって国の発展と国際親善に寄与することを目的とした団体で、日本全国でボランティアによって行われている様々な善行活動を表彰している。
J☆STARS PEERは、長年に渡り「思春期の子どもたちの性＝生を護るボランティア活動」として、相談室での相談活動や、中学校・高校及び不登校施設等に出向いての「性＝生の健康教育（ピアエデュケーション）」を実施している。
また、東日本大震災被災地復興支援活動として、地元の高校生有志を対象に「思春期ピアカウンセラー養成講座」を実施し、その他にも街頭キャンペーンやイベント活動等を精力的に行っており、今般その功績が称えられた。
同サークル部長の中沢氏は今回の表彰を受け、「諸先輩方が長年行ってきた活動に対しこのような賞をいただくことができ、大変嬉しく思う。来年度は、思春期ピアカウンセラーとしてのピア活動がこの自治医大で発足してから20周年の節目を迎える。SDGsの基本理念にもある通り、思春期の若者たちを“誰一人取り残さない”ということを胸に、さらに活動の幅を広げ、今この時代を生きる若者たちに寄り添っていきたいと今後の抱負を語った。
