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「世界人口白書2023」日本語抜粋版発表記念イベント UNFPA 取材報告 後編

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問2は気候変動と世界の人口動態について。

新垣尚子氏は、人口の数というよりは消費行動。人口が多いと気候変動が起きているわけではないと述べ、

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市野紗登美氏は、人口が気候変動を起こしているわけではなく、我々のライフスタイルが起こしていると述べた。

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問3は少子高齢化やジェンダーの平等に対してG7ではどのような見解が共有されたか。

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UNFPA_日本語抜粋版発表_パネルディスカッション_問3_2市野.JPG 市野紗登美氏は、G7長崎保健大臣宣言、G7広島首脳コミュニケを例に地域包括ケアやSRHRについて説明した。

井筒節氏はメンタルヘルス、妊産婦の死因に自殺が占める割合が多い、身体のケアも必要だがメンタルケアも大事であると述べた。

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問4はインクルーシブな社会を築く必要性について。


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菅田利佳氏は、社会を大きく変えることについて、ひとりひとりに何が出来るか。男性や女性などカテゴリーにとらわれずに考えていくことが大事であると述べた。

全ての問いが終わり、パネルディスカッションのまとめとして

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新垣尚子氏は、このイベントに男性が来ているのに希望を持った。人口の半分は女性。自分の身体は自分で決めることを生活で実践してほしい。教育が非常に大切。教育が不十分だと選択が出来ない。家庭でも教育を。

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市野紗登美氏は、80億人を作っているのは私たちひとりひとり6。自分を80億人のひとりとして自分自身で何が出来るか、自分が周りの人に何が出来るかを意識する。

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井筒節氏は、答えがないことを受け入れる。分からないことに対して、自分自身が何が出来るか。私たちの事を私たち抜きで決めないで色々な人たちと話し合いをして前向きに決めてほしい。

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菅田利佳氏は、人口問題に興味を持てた。サイレントマジョリティの声を聞きたい。色々な側面で協力していきたい。

と述べた。

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質疑応答の時間では人口問題に関する世論調査で8カ国の内、日本が一番Don't knowが多い。それは何故かという質問があり

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新垣尚子氏は、UNFPAは54年前の7月に出来た日本に縁のある団体。UNFPAも発信しないといけない。自分たちでビジョンを持たないといけない。 それが日本では根付いてないからではないかと。

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市野紗登美氏は、日本は経験を活かして国際協力をしている。逆に海外では日本の母子健康手帳が好評で注目を浴びている。

と述べた。

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最後に大阪赤十字病院新生児・未熟児科副部長、SRHR Japanの坂本晴子氏が閉会の挨拶をし、「世界人口白書2023」日本語版発表&記念イベントは閉幕した。

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