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「コロナ×こどもアンケート」第5回調査報告 国立成育医療研究センター

ココがPOINT!
●新型コロナウイルス感染拡大の中での子どもたちの状況が明らかに
●子どもたちのQOLが低下している可能性
●半数近くの子どもたちが、友達と話す時間が減った、先生や大人への相談のしやすさが減ったと回答
●8割を超える保護者が、子どもの遊ぶ機会が減ったと感じている

コロナの影響で子どもたちのQOLが低下

5月25日、国立成育医療研究センターの社会医学研究部こころの診療部が「コロナ×こどもアンケート」の調査結果を公表。これまでの調査に比較して、さまざまな側面で子どもたちのQOLが低下している可能性が示唆された。

子どもたちの回答で、コロナによる影響があったというものには、
・友達と話す時間が減った(46%)
・先生や大人への話しかけやすさ・相談しやすさが減った(51%)
といったものが見られた。また、15%の子どもが、髪の毛を抜く、自分をたたくなど、自分の体を傷つけることがあると回答した。

一方、保護者の回答でコロナによる影響があったというものには、
・子どもと過ごす時間が増えた(52%)
・子育てについてプライベートで気軽に話せる相手や機会が減った(60%)
・子育てについて相談できる公的な場や機会が減った(72%)
などがあった。また、8割を超える保護者が、子どもを自由に遊ばせられる場や機会が減った、子ども同士が同世代で遊べる場や機会が減ったと回答している。

同センターは、子どもたちのストレス、こころの状態、セーフティネットワークの不足などさまざまな問題が長期化、表面化しており、新型コロナウイルスの第4波で感染者が急増している現在は、より深刻になっている可能性があると指摘している。同時に、本調査結果を子どもたちの置かれている状況を改善していくためのきっかけ・ヒントにしてほしいと呼び掛けている。

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国立成育医療研究センター「コロナ×こどもアンケート」第5回調査報告(別サイトへ移動します)
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