天馬空 ~JFPA職員のリレーエッセー~
天馬空 ~JFPA職員のリレーエッセー~
第831号

 普段ニュースサイトを見ても、悲しいニュースにばかり触れていることが多いと感じます。幸せな話を探していると、GW中に心温まる親子を見かけたので、日記を書き、私の描いたイラストを添えて絵日記にしました。

1
「さんめいさまになります!」
 カフェにいた私の耳に飛び込んできたのは、元気な子どもの声。その子はカフェ店員の真似をしていたようで、周りにいた人は癒され笑顔になっていました。店員さんが「近所の子どもたちに職場体験をしてもらいたいね」と、楽しい未来の話をしていたり…。子どもの無邪気な温かさに日頃のストレスが飛んでいくのでした。

2
 小さな子が花束を抱えて嬉しそうに歩いている。自転車の後ろに子どもを乗せながら「ママびっくりするかな?」と話しかける父親らしき人を見て、その日が母の日だと気が付きました。一生懸命に大きな花束を抱える子どもの姿は、見ていると心を温かくしてくれます。この後に花束を受け取るお母さんの笑顔を想像すると、私まで嬉しくなってきました。

 これからも子どもたちが元気に生活していることを糧にして、日々の業務に励みながら、次のエッセイのバトンを渡されるまで、たくさんの幸せを見つけながら過ごしていきたいです。
(ナカムラアカリ)



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