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学校等85.7%が敷地内全面禁煙、病院は100%達成~令和5年度「喫煙環境に関する実態調査」結果公表 厚労省~

 7月7日、令和5年度「喫煙環境に関する実態調査」の調査結果が公表された(調査期間:令和6年1月~2月)。

 これによると、第一種施設(学校、医療施設、行政機関等)において、たばこおよび加熱式たばこを全面禁煙にしている施設の割合は、全体の85.7%(前年度比0.6%減)で、施設種別では「病院」が100%で最も高かった。第1回調査(令和元年度)では87.6%だったことから、病院での急速な全面禁煙化の実態が明らかとなった。ほかにも、「大学院を除く高等教育機関(大学、短期大学)」で敷地内全面禁煙にしている割合は、令和元年度調査で41.8%であったところ、令和5年度調査で72.1%となり、学び場での禁煙化も進んでいる。

 敷地内全面禁煙にしていない第一種施設において、特定屋外喫煙場所を設置している施設の割合は全体の75.9%で、「大学院を除く高等教育機関(大学、短期大学)」100%、「行政機関」93.4%、「専修学校、各種学校、職業・教育支援施設」90.5%であった。

 また、第二種施設(一般施設・事業所、飲食店)のうち、たばこについて屋内全面禁煙としている施設は全体の73.7%(前年度比0.4%減)であり、喫煙専用室を設置している施設は11.0%(前年度比1.3%増)であった。

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▶令和5年度喫煙環境に関する実態調査の概況(厚生労働省)

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