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人工妊娠中絶件数増加 12万8千件 ~令和6年度衛生行政報告例~

 10月21日、厚生労働省は令和6年度衛生行政報告例の概況を公表した。

【母体保護関係】

 人工妊娠中絶件数は、12万7,992件で、前年に比べ1,258件(1.0%)増加した。「20歳未満」はいずれの年齢も前年より増加しており、「19歳」が4,976件と最も多く、次いで「18歳」が2,899件であった。

 人工妊娠中絶実施率(女子人口千対)は5.5で、年齢階級別では「20~24歳」が11.1、次いで「25~29歳」が9.1であった。「20歳未満」各年齢では、「19歳」が9.1、「18歳」が5.5であった。

【精神保健関係】

 精神保健福祉センターにおける相談延人員は81,615人であった。主な相談内容の人数と割合は下記のとおり。

  社会復帰…2万958人(25.7%)

  心の健康づくり…1万1,040人(13.5%)

  ギャンブル…8,923人(10.9%)

  思春期…7,355人(9.0%)

  アルコール…3,948人(4.8%)

  薬物…3,475人(4.3%)     ほか

 また、相談延人員のうち「ひきこもり」21,235人(26.0%)、「発達障害」6,680人(8.2%)であった。

▶詳しくはコチラ

 厚生労働省「衛生行政報告例」

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