天馬空 ~JFPA職員のリレーエッセー~
天馬空 ~JFPA職員のリレーエッセー~
第818号

 タクシーは空を飛び、深海には都市が広がり、建物は成層圏まで伸びている。目まぐるしいテクノロジーの進化により、そんな未来がやってくる日も遠くなさそうだ。これはテクノロジーの進化と、それによって起こるビジネスモデルの変化を知り、仕事やキャリアに活かせる…とうたう『ビジネスモデルの未来予報図51 2030→2050』(齊田興哉著)で目にした世界である。
 他にも透明になれる(見える)シートや、人工冬眠、宇宙を経由する海外移動(1時間で海外へ)など映画や漫画の世界だけだと思っていたことが手の届くところまで近づいてきている。
 そういえば、一般人が宇宙に行くことは夢のようであったが、それも最近実現している。失敗を繰り返しここまできた人間の探求心はなんて素晴らしいのだろう。
 本の話に戻るが、見たい夢を見られたり、味覚をコントロールして実際とは違う味を感じさせたりする技術も開発しているという。これはもうドラえもんの世界である。あのポケットから出てくる道具はとても魅力的。誰しも一度は欲しい! と思ったのではないだろうか。
 もっとこうしたいと考えることはとても大切だ。最初の一歩は小さな思いからである。私たちも小さな思いを大切に、「もっと」が何か常にアンテナをはっていきたいと思う。 (懸樋紀子)



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