妊娠中から考える お産のあとの あなたと赤ちゃんの健康
59/68

こどもの病気やけが③抗生物質(抗菌薬)を①医療機関への受診について②こども医療電話相談事業正しく使うために※ こども医療電話相談事業(#8※ こどもの救急(日本小児科学会)※ 薬剤耐性(AMR)について(AMR臨床リファレンスセンター)000)について(厚生労働省)こどもは、感染症にかかったり、やけど、けが、誤飲などの事故にあったりすることも稀ではありません。いつもこどもと接している保護者が、こどもの様子が「普段と何かが違う」「どこかおかしい」と感じたときには、よくこどもの状態を観察しましょう。心配な点がある場合には、かかりつけ医に相談しましょう。呼吸が苦しそう、ぐったりしている、何度も吐く、けいれん、意識を失うような症状が見られた場合には、必ず医療機関を受診しましょう。医療機関を受診する際には、こどもの症状、その変化、時間をメモしておきましょう。また、母子健康手帳にはこれまでの重要な記録があるので、必ず持参しましょう。電話番号:♯8000(全国同一の短縮ダイヤル)休日、夜間のこどもの症状にどのように対処したら良いのか、病院を受診した方がよいのかなど判断に迷った時に、小児科医師・看護師から、お子さんの症状に応じた適切な対応の仕方や受診する病院等のアドバイスを受けられます。詳細はお住まいの都道府県にお問い合わせください。抗生物質(抗菌薬)は、細菌を退治する薬であり、〝かぜ〟やインフルエンザの原因であるウイルスには効きません。また、副作用や抗生物質の効かない細菌(薬剤耐性菌)を生む原因にもなりえます。抗生物質が必要かどうかを慎重に判断できるように、〝かぜ〟で受診する時には症状を医師にくわしく伝え、わからないことがあれば尋ねましょう。また、処方された場合は量と期間を守りましょう。ーーーーCONTENTSーーーー①医療機関への受診について②こども医療電話相談事業③ 抗生物質(抗菌薬)を正しく使          うために57

元のページ  ../index.html#59

このブックを見る