④フッ化物（フッ素）の利用について⑤乳幼児期の食事の際の注意⑥指しゃぶりについて ※ う蝕予防のためのフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法学会等）（2023年版）（日本小児歯科※ お口の予防とケア※ こどもたちの口と歯の質問箱（日本歯科医師会）（日本小児歯科学会）生え始めの歯の表面に直接フッ化物を塗布することによって、むし歯になりにくい強い歯となります。フッ化物塗布は、歯科医院、保健所、市町村保健センターなどで実施されています。フッ化物配合歯磨剤の具体的な使用方法は、下記を参考にしてください。4歳を過ぎて「ブクブクうがい」ができるようになったらフッ化物の入った洗口剤を利用することもむし歯の予防に効果的です。乳歯が生えてきたら、飲食物が歯 の表面に残らないよう気をつけてあげましょう。特に、離乳完了の頃には様々な食品を食べるようになり、歯の表面に糖分を含む食べ物のかすが残りやすくなります。甘いおやつをだらだら食べる習慣も、むし歯になりやすいので、おやつは１日２回程度時間と量を決めて食べるようにしましょう。また、ジュース、イオン飲料や乳酸菌飲料は、むし歯になりやすいので注意が必要です。普段の水分補給は水や麦茶などの甘くない飲み物にしましょう。心細いとき、不安を感じた時などに気持ちを落ち着けるために指しゃぶりをすることがあります。むりに指しゃぶりをやめさせるのではなく、声をかけたり、一緒に遊んだりしてあげましょう。指しゃぶりは過度の心配は不要ですが、あごの発育とかみ合わせに影響することがありますので、３歳を過ぎても頻繁な指しゃぶりが続く場合は、早めに歯科医師などの専門家に相談するようにしましょう。51
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