⑧離乳の完了⑨幼児期の食生活・ 授乳や離乳について・ アレルギーポータル(日本アレ・ 「早寝早起き朝ごはん」全国協議(参考)(こども家庭庁)ルギー学会)離乳の完了とは、形のある食物を会 慣をつけること、こどもにとってはかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳や育児用ミルク以外の食物からとれるようになった状態をいいます。その時期は生後12~18か月頃ですが、母乳や育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものではありません。この頃には1日3回の食事、1日1~2回の間食となります。母乳や育児用ミルクは、こどもの離乳の進行や完了の状況に応じてあげるようにしましょう。また、こどもが母乳や育児用ミルクを必要としなくなる時期は、こどもの成長や発達、離乳の進行の程度や家庭環境によって個人差があります。いつまでにやめなければならない、という決まりはありませんので、離乳の状況やお母さんのからだの状態から判断するとよいでしょう。幼児期は、食生活の基礎ができる時期です。規則正しく食事をする習食事の一部である間食についても量や栄養のバランスに気を配ること、食べ物の好き嫌いを少なくすること、家族そろって楽しい食事の雰囲気をつくることが大切です。食事のリズムは、一日の生活リズムにも関係します。就寝時間が遅く、朝食を欠食してしまうことが続かないよう、生活のリズムを整えていきましょう。この時期には味覚が発達して食べ方にむらが出る時期ですので、無理強いをせずに見守りましょう。機嫌がよく、日常生活が普段と変わらないようであれば、食事を無理強いすることやだらだら食べさせることはやめましょう。また、脂質や食塩の摂りすぎ、ジュースや菓子類の食べ過ぎに気を付け、間食の量や栄養バランスに気を配りましょう。授乳や赤ちゃんの成長、栄養に関して心配や知りたいことがあれば、詳しくは、市町村の管理栄養士、病院や保健所・保健センターの助産師や看護師、保育士、管理栄養士などに相談することができます。49母子健康手帳情報支援サイト https://mchbook.cfa.go.jp/(こども家庭庁) 「あなたと赤ちゃんの健康」は日本語が読めなくてもお読みいただけます Scan…to…get…the…information…in…your…own…language. 本書は、日本語を含む11言語でお読みいただけます。専用アプリは不要です。 音声読み上げ機能もついています。 こちらの二次元バーコードをスマートフォンなどで読み取って、ご利用ください。こちらもご覧ください妊娠・出産・育児に関する情報が掲載されています。スマートフォン、パソコンなどで…アクセスください。関連サイトへのリンクもあります。
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