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JFPA 社団法人 日本家族計画協会

思春期インフォメーション

ピル(経口避妊薬)Q&A

Q47 緊急避妊ピルの副作用である悪心を防止するために、鎮吐剤を使用することについてはどうですか。仮に、服用直後に吐くことがあった場合、どうしたらいいですか。重症な下痢は緊急避妊ピルの効果を減退させますか。
 鎮吐剤の使用は、一般的には勧められません。というのは、緊急避妊ピルを服用する多くの女性にとっては、日常的に鎮吐剤を使うことにメリットはありませんし、ある地域では、費用便益という視点からも無意味だからです。時には、悪心や嘔吐の頻度を減らすために、食物と一緒に緊急避妊ピルの服用を勧めることがあります。
一方、特に以前エストロゲンを服用した後に悪心や嘔吐を経験したことのある女性では、最初のピルを服用する一時間前に鎮吐剤を服用しなければ意味がありません。というのは、緊急避妊ピルの服用に伴う鎮吐剤の効果を高めるためには、発症する前に服用することが大切だからです。
 緊急避妊ピル服用者の50%の女性が悪心を、20%から30%が嘔吐を経験しています。予防的な鎮吐剤の使用が悪心を予防することになるかも知れませんが、悪心が起こってしまった後では、ほとんど効果がないといってもよいでしょう。
嘔吐:
 緊急避妊ピル服用後、2時間以内に嘔吐した場合、同量のピルを追加服用することを勧める専門家がいます。重度の嘔吐を認めるような例では、膣内に挿入することを勧めることもあります。
ホルモンの効果的な用量が、2時間以内に血流中に現れるとは限りません。エストロゲン依存性の副作用の頻度と効果に関する予備調査によれば、膣内に挿入された場合には、エストロゲンとプロゲスチンの血中レベルは、経口的に服用したのと同程度の結果が出ています。
重篤な下痢が緊急避妊ピルの効果を減退させますか?
 あり得ます。重篤な下痢が起こりますと、ピルの効果と同様緊急避妊ピルの効果を減退させる可能性があります。24時間以上激しい下痢が続きますと、緊急避妊ピルの吸収が妨げられ、効果が減退します。

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