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JFPA 社団法人 日本家族計画協会

思春期インフォメーション

ピル(経口避妊薬)Q&A

Q24 そうはいっても、ピル認可後の性感染症の拡大が心配ですが。
 本会を含む学際的6団体が、このたび「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」を作成しましたが、ここでは、ピル認可後の性感染症防止対策を明確に打ち出しています。ピル服用による安心感から性感染症に対する予防が疎かにならないよう戒めるとともに、正しいコンドーム使用の励行と性感染症検査を定期的に受けるように促しています。ピル服用時には、最も感染頻度が高いクラミジアを必要最小限の検査と位置づけています。更に、ガイドラインでは、「コンドームを破損させず、また正しく使用しても、性器ヘルペスなどの病変が、膣内や陰茎部のみに限局せず、膣前庭部から陰唇、鼠径部、陰嚢にも広がっている場合があるので、コンドーム過信は禁物であること」、「女性用コンドームの普及が今後の課題である」ことなどを言及しています。
ピルが認可されたからといって、妊娠可能なすべての女性が使用するわけではありませんから、処方に係る医療機関やピルを販売する製薬会社などを中心にどこまで効果的なキャンペーンを展開できるかははっきりしませんが、受診に際して性感染症の早期発見、早期治療が促され、コンドームの適正な使用法について学ぶ機会が増加することは確実です。従来のセックスでは、性感染症にも、性感染症の予防としてコンドームを使用することにも無関心だったことを考えますと、ピルの普及がエイズを含む性感染症拡大の抑止力につながる可能性はむしろ高くなるのではないかとの期待も膨らんでいます。

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