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JFPA 社団法人 日本家族計画協会

思春期インフォメーション

ピル(経口避妊薬)Q&A

Q20 ピルは、「産む、産まない」の決定権を女性にゆだねる格好の避妊法といわれていますが、この考えが男性の避妊についての無責任さをもたらすことにはならないでしょうか
 ピルは女性の避妊法ですから、そのために男性の避妊に対する意識の低下をもたらすのではないかという危惧があることは理解できないではありません。しかし、セックスは女性一人で行うものでも、男性だけで行うものでもないように、避妊についても、女性だけで考え、女性だけで実行すべきものではありません。ある時は、男性がコンド-ムを使うことで避妊を実行する。例えば、授乳中は、乳汁分泌を抑制するために配合剤ピルの使用は勧められません。男性の責任ある避妊が必要となります。またある時は女性がピルを使うことで避妊を確実なものにするというのではいけないのでしょうか。
 確かに、セックスは互いが求め合い、対等な関係で営むものです。だから男性が避妊に参加することを否定するつもりはありません。しかし、どのようなセックスが行われようとも、どんな避妊を選択しようとも、結果として起こった妊娠を引き受けるのは間違いなく女性自身なのです。だからこそ、女性が主体的に取り組める避妊法を選択することが大切な意味を持つのです。「私妊娠する人、あなた避妊する人」では、望まない妊娠を回避することはできません。もちろん、女性がピルを服用する場合にも、性感染症予防という面から、男性にはきちんとコンド-ムを使ってもらわなければなりませんが…。
 男性が避妊に対して無頓着になると考えるのは、二人がいい関係を築いていないように思えるのですが、言い過ぎでしょうか。

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