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JFPA 社団法人 日本家族計画協会

思春期インフォメーション

ピル(経口避妊薬)Q&A

Q8 ピルには避妊以外にも効果があると聞きましたが。
 失敗妊娠、子宮外妊娠の防止はもちろんですが、避妊以外の副効用としては、月経血量の減少、周期調節性にすぐれていること、卵巣ガン、子宮内膜ガン、貧血、骨盤内感染症、乳房の良性腫瘍に予防効果が認められています。また、卵巣嚢腫、子宮筋腫、骨粗鬆症などへの好影響もあるといわれています。
 これらの中でも、特に重要なのが骨盤内感染症に対する予防効果です。その理由は、不妊の原因として骨盤内感染症が注目されているからです。それでは、どうして骨盤内感染症の予防が可能になるのでしょうか。
(1)ピルを服用することで、月経に伴う失血量が劇的にすること。
(2)ピルは、子宮頸管粘液の量を減少させ、性状を変化させることで、精子の進入を困難にさせ、結果として病原体の骨盤内への進入を阻止します。
(3)通常、子宮頸管は月経中と排卵期に拡張するが、月経血量や頸管粘液の減少によって、これらの時期での拡張が抑制され、病原体が子宮内に侵入しずらくなります。
(4)ピルは子宮の収縮力を抑制し、そのために病原体が子宮から卵管への移行を阻止します。卵巣ガンに対する予防効果は、ピルによって繰り返す排卵を抑制することによって可能になっています。

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