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授乳中の女性では、産後6週間、ピルを服用すべきではありません。多くの専門家は、授乳中、特に最初の六週間から六か月までは、ピルは最後の避妊手段と考えるべきであるとしています。産後六週から八週間に、ホルモン避妊薬を使用したいと考えている女性は、プロゲストーゲン単独剤か注射法、皮下埋没法(ノルプラント)などが推奨されます。(産後六週から八週前には、十分な授乳がなされているならば妊娠のリスクはありません)
というのは、EEが30あるいは35μgの低用量ピルであっても、授乳分泌を減少させるからです。
まずは授乳性無月経法により、その後はピルを選択したいと考えるならば、月経再来後、授乳が十分に行われた後、あるいは産後六か月経過のうち、いずれか早い段階でピルを開始すべきです。ピルは、その時期よりも前に、服用者の意志でいつでも開始できるように処方されることが必要です。ただし、十分な授乳が行われている女性では、明らかに授乳性無月経が起こっている時期にピルを始めることは賢明とはいえません。
実際、授乳性無月経が避妊として有効であるにもかかわらず、ピルを服用することは、乳汁分泌量とその成分に悪影響が及ぶだけでなく、乳児の健康と成長にも影響を及ぼす可能性があります。
一方、授乳性無月経法に信頼を寄せないものの授乳を続ける場合には、エストロゲンを含有しない避妊法が推奨されます。それでも、配合剤ピルを選択する場合、無月経であり、更に専門家として妊娠を否定できるならば、産後八週ないし十二週を経過しているならばいつからでもピルを始めても問題ありません。
低用量ピルであっても、乳汁分泌量を減少させます。産後八週ないし十二週までピルの服用を控えれば、よりよい授乳を成し遂げられます。生後8週までに出生児が外因性のエストロゲンとプロゲスチンに暴露されると、成長、発達に影響が及ぶかは疑問視されています。
一方、授乳しない女性では産後二、三週からはピルを開始できます。というのは、出産直後のピルの服用では、静脈血栓塞栓症のリスクが高まるという問題があります。しかし、血液凝固と線溶系は産後二週で正常に向かい、三週では通常正常に復するからです。 |
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