Q37
ピルを開始するのに適切な時期はいつですか?
A
 ピルを服用しようという女性が妊娠していないと確信できる時期、例えば、月経周期の七日以内であればいつ開始しても結構です。というのは、月経周期の七日以内にスタートさせることは、妊娠している可能性がある間にピルの服用を開始するリスクを減少できるからです。(中には妊娠出血、着床期出血を月経と間違っていることがないとはいえませんが…)
 月経周期が安定している女性の場合、月経周期の七日以内とか月経がまだ続いている時期にピルの服用が開始されるならば、他の避妊法を併用する必要はありません。ただし、月経周期の七日以内にピルの服用を開始するものの、月経が既に持続していない場合には、他の避妊法を七日間だけ併用する必要があります。
 妊娠する可能性を否定できる時期ならば、いつピルを開始しても結構ですが、仮に月経周期が安定しえるものの、ピルの服用開始が月経周期の七日を超えてしまった場合には、次のように助言します。
  • 通常の出血パターンが変化する可能性がある。
  • 七日間だけは他の避妊法を併用するか、禁欲する。

 その根拠は、月経が続いている間に、最初のピル周期が開始されるならば、妊娠は実際にはあり得ませんので、他の避妊法を併用する必要はないからです。ただし、月経周期の五日目以降では、妊娠のリスクは増加します。ある人は、ピルを開始する際、月経が続いていない場合には、他の避妊法を併用するように勧めています。月経周期の七日目に、避妊なしのセックスが行われた場合には、妊娠のリスクが僅かながら高まるからです。
 他の避妊法(あるいは禁欲)を必要とする際は、必ず七日間は続けなければなりません。その理由は、卵胞の成熟を抑制するにはピルを七日以上服用しなければならないからです。
また、二十八日型ピルを服用する場合には、ピルの服用を終了した翌日には、次のピル周期を開始すること。二十一日タイプでは、七日間の休薬期間をとった後に、次のピル周期を開始します。ということは、ピルが間違いなく服用されている場合には、その後のピル周期は、常に同じ曜日からスタートすることになります。
この休薬期間が更に延長されると、排卵のリスクが高まります(仮に10日間の休薬では、排卵リスクが10%になります)。

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