Q2
ピルの種類と特徴について
A
ここでピルという場合は、エストロゲンとプロゲストーゲンの配合剤経口避妊薬を指します。一九六〇年代から使われるようになったピルは、この二つのホルモン用量の高い古典的なピル(エナビット、アノブラ−ル、リンデオ−ル、ソフィア−C)、中用量ピルと呼ばれるロ・リンデオ−ル、ソフィア−A、ノアルテン、エデュレン、ドオルトン、プラノバ−ル、そして現在世界で広く使われている低用量ピルに分けることができます。
二つのホルモン剤の用量の違いによる分類です。ピルの歴史は副作用研究の歴史とよばれるように、胃腸障害、血栓塞栓症、発ガン性などとの関連からエストロゲン量を、心筋梗塞、脂質代謝異常、体重増加との関連からプロゲストーゲン量を減少させ、なお避妊効果を維持できるように工夫したものです。
低用量ピルには、更に服用周期の中でこの二つのホルモンの量を変化させて作った一相性、二相性、三相性のピルがあります。現在までの研究によれば、それぞれに一長一短があり、使う側の選択にまかされています。
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